実は、購入層の変化も品薄に拍車をかけている。かつては子どもたちのお小遣いで買える100円前後の駄菓子という位置づけだったが、今やクラフトビールやレモンサワーの「最高のお供」として、20代から40代のビジネスパーソンがまとめ買いしていくケースが急増しているのだ。
絶妙なタラの旨味と、後から追いかけてくるピリッとした唐辛子の辛さ。このシンプルながら計算し尽くされた味の構成が、安価で手軽な「家飲み」のクオリティを格段に引き上げる相棒として再発見された。居酒屋に行く回数を減らし、自宅での時間を豊かにしたいという節約志向も、この動きを後押ししている。