9月の韓国旅行を計画する上で、最も警戒すべき最大の変数が韓国の旧盆にあたる大型連休「秋夕(チュソク)」です。陰暦8月15日とその前後を含めた3〜4日間は、韓国全土で帰省ラッシュと休業が発生します。
公式発表資料や現地商業施設の運営指針によると、2026年の秋夕当日は9月25日(金)となり、前後の9月24日(木)〜9月27日(日)にかけて大規模な連休が形成されます。この期間中に渡航する場合、以下のような重大な影響が直撃します。
1. 個人商店・伝統市場・人気カフェの休業:
東大門(トンデムン)のファッション問屋街や広蔵市場(クァンジャンシジャン)の個人屋台、聖水・漢南洞(ハンナムドン)にあるトレンド系個人カフェ、延南洞(ヨンナムドン)の個人ブティックなどは、連休中に完全休業となる店舗が過半数を占めます。
2. 美容クリニック・免税店・大型マートの変則営業:
日本人観光客に人気の江南(カンナム)エリアの美容皮膚科・クリニックは秋夕当日および翌日を休診とするケースが目立ちます。また、ロッテマートやemartなどの大型スーパーも、月2回の法定休業日を秋夕当日に振り替えて休業することが一般的です。
3. 交通網の大混雑とチケット完売:
ソウルから釜山や全州など地方へ移動する高速鉄道(KTX・SRT)や高速バスは、予約開始と同時に韓国内で即日完売します。旅行者が連休前後に地方都市へ移動することは極めて困難です。
一方で、明洞(ミョンドン)や弘大(ホンデ)のメインストリートにある大手チェーン店、ロッテワールドやエバーランドなどのテーマパーク、景福宮(キョンボックン)をはじめとする主要古宮は、秋夕期間中も無休で営業し、古宮では伝統行事の無料開放イベントが開催されることもあります。「どのエリアで何をしたいのか」を明確にし、訪問先の公式Instagramやコネストなどの営業情報を事前に精査することが失敗を防ぐ鉄則です。