大手予備校の入試分析データおよび高校進路指導の現場報告によると、一般的な私立大学における指定校推薦の面接で落ちる確率は1%未満(合格率99%以上)とされています。指定校推薦は、大学と高校の間に長年築かれた信頼関係に基づく推薦協定であるため、高校側が推薦した生徒を大学側が無下に不合格にすることは構造上極めて稀です。
しかし、「絶対に落ちない試験」ではありません。近年の入試動向において、例外的に高い倍率が発生するケースや明確な不合格基準が設けられているケースが報告されています。例えば、過去の入試実績において聖マリアンナ医科大学などの医学部・医療系学部における指定校推薦では、指定校枠であっても学科試験や口頭試問、厳格な人物面接によって複数名の不合格者を出した事例が存在します。
さらに、2026年度入試に向けて文部科学省が推進する「高大接続改革」の影響により、推薦入試であっても大学での学修に必要な基礎学力や意欲の担保が強く求められるようになりました。大学側が「本学の講義についてこられない」「入学後の辞退や早期退学のリスクが極めて高い」と判断した場合、高校との関係悪化を承知の上で不合格判定を下す判断基準が明確に存在しています。