2人の出会いは、芸能人が集まるような華やかな会員制ラウンジや合コンではありませんでした。場所は澤部さんがプライベートで頻繁に通っていた渋谷の庶民的な居酒屋です。
当時、友人とその店を訪れていた妻の姿を目にした澤部さんは、瞬時に「信じられないほど可愛い女性がいる」と一目惚れしたと、過去のトーク番組やインタビューで赤裸々に告白しています。常連としてマスターを介しながら徐々に言葉を交わすようになり、連絡先を交換。お酒の好みが一致したことも手伝って意気投合し、ほどなくして本格的な交際がスタートしました。
交際期間がおよそ10ヶ月を迎えた頃、妻の妊娠が判明します。いわゆる「授かり婚」の形となりましたが、澤部さんの中に迷いは一切ありませんでした。父親になる自覚と同時に、彼女を一生守り抜く決意を固めた澤部さんは、都内最高級ホテルのスイートルームを予約。部屋を無数の花束で埋め尽くし、婚約指輪を差し出して「結婚してください」と真摯に頭を下げました。
勢いや成り行きではなく、男としての責任と純粋な愛情を込めたプロポーズを受け、妻は涙を流して快諾したといいます。チャラついた噂が皆無だった澤部さんの誠実さが、彼女とその家族の心を強く動かした瞬間でした。