石鹸洗髪に挑戦した人の約8割が直面する最大の壁が「洗髪中のギシギシ感」と「乾かした後の重いベタつき」です。この現象は決して髪が傷んだわけではなく、明確な化学反応によって引き起こされています。
まず理解すべきは、アルカリ性 弱酸性 キューティクル 影響のメカニズムです。健康な髪と頭皮はpH4.5〜5.5の弱酸性に保たれています。一方、純石鹸の水溶液はpH9.0〜10.5の弱アルカリ性を示します。毛髪の主成分であるケラチンタンパク質はアルカリ性に触れると膨潤し、ウロコ状のキューティクルが開く性質を持っています。これが、固形石鹸 髪の毛 きしむ 理由の正体です。
さらに、水道水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンが石鹸の脂肪酸と結合することで、水に溶けない「脂肪酸カルシウム(石鹸カス)」が生成されます。すすぎが不十分だったり、髪がハイダメージでキューティクルが剥離していると、この石鹸カスが髪表面に吸着し、純石鹸 洗髪 ベタつく 原因となります。このベタつきを「皮脂の取り残し」と勘違いしてさらに石鹸でゴシゴシ擦るという悪循環に陥る人が極めて多いのが実態です。