萩生田氏の政治的出自は、世襲議員が幅を利かせる永田町においては比較的珍しい「叩き上げ」の系譜に属します。1963年8月31日、東京都八王子市に生まれ、早稲田実業学校高等部を経て明治大学商学部を卒業しました。
大学在学中から黒須隆一・元八王子市長の秘書を務め、27歳の若さで八王子市議会議員に初当選。市議を3期、東京都議会議員を1期務めた後、2003年の第43回衆議院議員総選挙で国政へ初進出を果たしました。この「地方議員からの叩き上げ」というバックボーンが、泥臭いドブ板選挙での無類の強さを支えています。
安倍晋三元首相とは極めて近しい関係を築き、第二次安倍政権では内閣官房副長官として官房長官の菅義偉氏とともに「官邸主導政治」の中枢を担いました。その後、文部科学大臣として教育行政の改革を推進し、経済産業大臣として半導体国内基盤の強化など重要政策を牽引しました。
家族構成は妻(潤子さん)と一男一女の4人家族です。妻の潤子さんは地元後援会活動を献身的に支える存在として知られ、逆風下の選挙戦でも地元婦人部や商店街を細かく回るなど、夫の政治活動において欠かせない強固なパートナーシップを築いています。