2014年に放送された続編『続・最後から二番目の恋』のクライマックスは、今振り返っても極めて秀逸な幕引きでした。多くの恋愛ドラマのように「結婚」や「同棲」という形式的なゴールに終着するのではなく、千明と和平は「お互いを唯一無二の伴走者と認め合いながら、それぞれの自立した生活を続ける」という大人の選択を提示しました。
最終回終盤、ほろ酔いの千明と和平が交わした不意のキス、そして照れ隠しのように交わされた力強い握手は、情熱的な恋愛感情を超越し、人生の酸いも甘いも分かち合える「ソウルメイト」としての絆を象徴していました。恋人という狭い枠に収まらない関係性は、当時の視聴者に清々しい感動と深い納得感を与えました。
また、本作のキーマンである真平を演じた坂口憲二の現在の動向も、作品の将来像を語る上で欠かせません。2018年に特発性大腿骨頭壊死症の治療のため無期限の芸能活動休止を発表し、コーヒー焙煎士としてのブランド「The Rising Sun Coffee」を成功させた後、2023年のドラマ復帰を皮切りに俳優としての歩みを着実に重ねています。ファンからは「真平のあの優しい笑顔を再び長倉家の縁側で見たい」という声が絶え間なく寄せられています。