伊達花彩のキャリアを語る上で欠かせない転換点が、2020年から2021年にかけてのテレビドラマ『アイカツプラネット!』(テレビ東京系列)での単独主演です。実写とアニメーションが融合した本プロジェクトにおいて、主人公・音羽舞桜(ハナ)役に抜擢された彼女は、撮影および歌唱・アフレコに専念するため、一時的にグループ活動を休止する決断を下しました。
オーディション現場で審査員を唸らせたのは、当時10代半ばとは思えない圧倒的な声量と、舞台上での堂々たる佇まいでした。子供向け番組の枠を超えて幅広い世代にその歌唱力とビジュアルが認知され、作品主題歌や挿入歌のステージイベントでも堂々たるセンターを務め上げました。
プロジェクト終了後、2021年秋に「いぎなり東北産」へ完全復帰した際、彼女の成長はグループ全体に強烈な化学反応をもたらしました。ソロの過酷な現場で培われたプロフェッショナリズムと表現力の深みは、東北産が掲げる「日本武道館単独公演」という巨大な目標に向けた最大の推進力となっています。