アフターピル消退出血後の生理はいつ?遅れる理由と着床出血の見分け方

アフターピル消退出血後の生理はいつ?遅れる理由と着床出血の見分け方

アフターピル消退出血後の生理はいつ?遅れる理由と着床出血の見分け方の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

アフターピル(主に国内で広く処方されるノルレボ錠やそのジェネリックであるレボノルゲストレル錠)を内服すると、通常は服用後3日から3週間以内(平均して7日前後)に子宮内膜が剥がれ落ちる「消退出血」が起こります。問題は、その後に訪れる本来の月経(生理)がいつ再開するかという点です。

臨床現場において産婦人科医が共通して提示する基準は、「消退出血が始まった日を、新しい生理周期の1日目(Day 1)としてカウントし直す」という原則です。もともとの生理周期が28日型の人であれば、消退出血の初日からおよそ28〜35日前後で次の生理が巡ってくる計算になります。

日本産科婦人科学会の「緊急避妊法の適正使用に関する指針」および臨床試験データによると、ノルレボ服用後の生理再開時期には以下のようなはっきりとした傾向が確認されています。

  • 予定月経日より早く来る人:全体の約45〜50%
  • 予定月経日の前後3日以内に来る人:全体の約30%
  • 予定月経日より7日以上遅れる人:全体の約10〜15%

すなわち、受診者の過半数において「従来の周期カレンダー」が通用しなくなります。服用時期が排卵前だったのか排卵後だったのかによっても体内環境は一変し、卵胞の発育が一時的にストップするため、平時より1週間から10日程度遅れる事象は医学的に極めて一般的な範疇といえます。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。