内定承諾書を送るにあたり、最初に直面するのが封筒選びです。就活生の中には手元にある茶封筒(クラフト封筒)で済ませようとするケースも見られますが、結論から言えば、ビジネスの重要書類には「白色の角形2号(角2)封筒」を使用するのが絶対的なマナーとされています。
茶封筒は一般的に企業内の事務連絡や請求書などの日常的な送受信用として扱われており、重要契約や入社手続きに関わる書類を収めるには品格に欠けると受け取られかねません。一方の白封筒(ケント紙や二重封筒)は、冠婚葬祭や公式文書に適したフォーマルな位置づけを持ちます。透け防止加工が施された厚手の白封筒を選ぶことで、個人情報保護の観点からも清潔感と誠意を同時にアピールできます。
サイズに関しては、A4用紙を折らずにそのまま収納できる「角形2号(240mm × 332mm)」一択です。折り目のついた内定承諾書はスキャニングやファイリングの現場で担当者の作業負荷を増大させます。企業側から長形3号の返信用封筒があらかじめ指定・同封されている例外を除き、自ら封筒を用意する場合は角形2号を選択してください。
また、宛名書きに使用する筆記具の選定も油断できません。水性ボールペンやサインペンは雨などの水滴で文字が滲む致命的なリスクを孕んでいます。基本は「黒の油性ボールペン(ボール径0.7mm〜1.0mm)」または「耐水性のある黒のゲルインクボールペン」です。細すぎる0.38mmや0.5mmのペン先では、大きな角形2号封筒に対して文字が貧弱に見えるため、太めのペン先で堂々と視認性を高める配慮が求められます。