ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで「わざわざ訪れる価値がある」として最高評価の三ツ星を獲得し続ける栗林公園(りつりんこうえん)。紫雲山を背景に6つの池と13の築山を巧みに配した回遊式大名庭園は、一歩歩くごとに景色が変わる「一歩一景」の美意識を今に伝えています。
通な旅行者が目指すのは、まだ観光客の少ない早朝の時間帯。歴代藩主が愛でた庭園を眺めながら、日暮亭や掬月亭でいただく温かい朝粥や抹茶は格別です。緑豊かな松の枝ぶりを映す池面に一筋の波紋が広がる瞬間、日本の美意識の神髄に触れたような感覚に包まれます。