SUUMOやLIFULL HOME'Sといった大手ポータルに掲載される情報は、あくまで「現在売りに出ている希望価格」に過ぎない。現実の市場はもっとドライで、適正価格で出た良質な間取りは、一般公開から数日足らずで内覧予約が埋まり、水面下で申し込みが入るスピード勝負が日常茶飯事となっている。
不動産業界のインサイダーの間では、ポータルに長期間残り続けている物件の「値引き余地」と、新着で即蒸発する住戸の「プレミアム性」を嗅ぎ分けることが鉄則とされる。バルコニーからの抜け感や隣接住戸との位置関係など、図面やスペックシートだけでは判断できない現地固有の要素が、最終的な成約単価を大きく左右している。