なぜここまで厳格な締め出しが必要なのか。その背景には、世界的な大ヒットを記録し続けるキラーコンテンツの存在がある。
任天堂株式会社の伝説的ゲームプロデューサー、宮本茂氏が手がけた『スーパー・ニンテンドー・ワールド』の拡張は、国内外からのインバウンド需要をかつてない次元へと押し上げた。さらに、長年パークの屋台骨を支えてきた『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』の根強い人気も衰えを知らない。
極限まで高まる需要に対し、物理的なパークの敷地面積には限界がある。仮にすべての年パスホルダーに対して門戸を開き続ければ、エリア内の人口密度は危険水域に達し、一般のスタジオ・パスを購入した旅行客の体験価値を著しく損ねてしまう。合同会社ユー・エス・ジェイにとって、入場制限と除外日の設定はブランド価値を維持するための生命線なのだ。