「余分な部分をハサミで切り落としてしまえば根本的に解決するのでは」と考えがちですが、安易なカットは推奨されません。
ナイロンベルトを切断してしまうと、冬場にダウンジャケットを着込んだ際や、荷物がパンパンに膨らんで背負い位置を下げたいときにストラップを伸ばせなくなります。また、リュックを誰かに譲ったり中古買取に出したりする際、ベルトが切られていると製品価値が著しく低下してしまいます。
どうしてもカットして恒久的にスッキリさせたい場合は、以下の正しいほつれ止め処理を必ず守る必要があります。
・調整用の余白として、最低でも10〜15cm程度の長さを残して裁断する。
・切り口のナイロン繊維がほつれてバックルから抜け落ちないよう、ライターの青い炎で端面を炙り、樹脂を均一に溶融(ヒートシール)させる。
・溶けた断面を金属ベラ等で平らにならし、バックルのスリットから簡単に抜けない厚みと強度を作る。