プロの厨房であっても家庭のキッチンであっても、食中毒予防ガイドラインに沿った調理手順を守ることが鉄則だ。事故を防ぐための具体的なポイントを押さえておこう。
まず調理器具の徹底的な分離である。生の鹿肉を切った包丁やまな板は、他の食材や調理済みの料理に絶対に流用してはならない。使用後は速やかに洗浄し、熱湯や塩素系漂白剤で消毒を徹底する。
次に、芯まで熱を通す温度管理だ。肉の厚みを考慮し、中心温度計を用いて肉の中心部が規定の温度に達しているか確認する習慣をつけることが望ましい。家庭で調理する際も、「中までしっかり赤みが消えるまで加熱する」ことを守るべきだ。