敷地に足を踏み入れた瞬間、空気が変わる。樹齢を重ねた樹木が広がる森の中、微小な粒子となったフィトンチッドが漂い、深呼吸するだけで胸がすっと軽くなる。ここでは自然と調和する森林浴セラピーと、38℃前後のぬる湯を組み合わせた独自のプログラムが展開されている。
ぬるめのお湯に長時間をかけて浸かる。交感神経の緊張が解け、副交感神経が優位へと切り替わる感覚は格別だ。肌にやさしいアルカリ性単純温泉の湯は、体に負担をかけずに深部体温をじんわりと高めてくれる。日々の雑務に追われて硬くなった筋肉と心が、自然に解けていくのを実感できるはずだ。