仲本工事のルーツを語る上で欠かせないのが、学生時代における圧巻のスポーツ実績だ。彼は東京都立竹早高等学校から名門の学習院大学政治経済学部へと進学。学業優秀なインテリでありながら、キャンパスライフの中心にあったのは器械体操だった。
大学時代は器械体操部に所属し、東京五輪の強化候補選手に名を連ねるほどのトップアスリートとして鳴らしていた。引き締まった体躯、端正な顔立ち、そして跳び箱や鉄棒で見せるキレのある跳躍。当時の写真を見返しても、まさにイケメン体操選手という形容がぴったりハマる男前ぶりだ。周りからは将来を嘱望されるスポーツマンだったが、彼は卒業後に安定した企業への就職ではなく、音楽という情熱の波へと身を投じる決断を下す。この予期せぬ選択こそが、後のエンターテインメント界を揺るがす第一歩となった。