リーク動画に収められていた未公開映像には、テスト撮影と思われるテストカットやVFXのプレコンポジット映像が含まれていた。そこには、監督が誇る疾走感あふれる編集スタイルと、最新の撮影技術を融合させたまったく新しいクライム・アクションのビジュアルが映し出されていた。スローモーションとハイスピード撮影を巧みに組み合わせたスタイリッシュな映像表現は、まさにガイ・リッチー美学の真骨頂と言える。
特に注目を集めているのが、車チェイスと格闘シーンのカメラワークだ。従来のハンディカメラによる臨場感演出にとどまらず、ドローンを用いたシームレスなワンカット撮影が試みられている。試作段階の映像でありながら、そのスピード感と迫力は観る者を圧倒する。CGへの過度な依存を避け、実物大のセットと実車を使ったスタントへのこだわりも垣間見え、本編への期待感は高まる一方だ。