能面・目が笑わない?うつ病が顔の表情に出る理由と初期サインの見分け方

能面・目が笑わない?うつ病が顔の表情に出る理由と初期サインの見分け方

能面・目が笑わない?うつ病が顔の表情に出る理由と初期サインの見分け方の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

うつ病が進行すると、周囲から「まるで能面をかぶったようだ」と形容される状態に陥ることがあります。医学的にも仮面様顔貌(かめんようがんぼう)と呼ばれる現象で、喜怒哀楽の起伏が顔から一切消失し、まばたきの回数が極端に減少するのが特徴です。

この能面のような表情の原因は、感情体験そのものが麻痺する「感情鈍麻」と、運動機能の抑制にあります。うつ病の初期症状における顔のサインとして、以下のような微細な変化が現れ始めます。

・ 会話中に口角が上がらなくなる
・ まばたきの頻度が減り、じっと一点を見つめるような虚ろな目つきになる
・ 喜ばしい話題に対しても、顔全体の皮膚がほとんど動かない
・ 顔の血色が失われ、全体的に浅黒く、あるいは土気色にくすんで見える

こうしたサインは、本人が自覚するよりも早く周囲が違和感として捉えるケースが多いため、見逃さない観察眼が求められます。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。