スクワットは1日何回が正解?100回が逆効果な理由と目的別メニュー

スクワットは1日何回が正解?100回が逆効果な理由と目的別メニュー

スクワットは1日何回が正解?100回が逆効果な理由と目的別メニューの具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

「スクワットをすればすぐにお腹周りの脂肪が落ちる」「脚が細くなる」といった期待に対しては、体のエネルギー代謝システムを正しく把握しておく必要があります。

まず客観的な数値として、自重スクワットにおける消費カロリーの目安は、体重50〜60kgの成人で1回あたり約0.4〜0.5kcal程度です。つまり、1日30回行っても直接消費されるエネルギーは約12〜15kcal、仮に100回頑張ったとしても40〜50kcal(おにぎり4分の1個分程度)に過ぎません。スクワット単体の運動量だけで体脂肪をごっそり燃やすのは物理的に不可能です。

では、なぜスクワットが「ダイエットの最強種目」と呼ばれるのでしょうか。その理由は、下半身に集中する筋肉の割合にあります。人体に存在する筋肉の約60〜70%は、太ももやお尻を中心とした下半身に密集しています。スクワットによってこれら大筋群を活性化させることで、以下の2つの代謝メリットが生まれます。

  • 基礎代謝の底上げ:何もしなくても消費されるカロリーベースが増加し、24時間体制で脂肪が燃えやすい体質へシフトする。
  • EPOC(運動後過剰酸素消費量):中〜高強度のスクワットを行うことで、トレーニング終了後も数時間〜24時間にわたって代謝が高い状態が持続する。

下半身の代謝向上によって全身の体脂肪が段階的に減少するため、結果的にお腹周りの内臓脂肪や皮下脂肪が削ぎ落とされていきます。体型変化のタイムラインとしては、開始2週間で姿勢改善とむくみの軽減、1ヶ月で太ももやお尻の引き締まり感、そして2〜3ヶ月の継続でウエストや脚回りの明確なサイズダウンが実感できる標準的な期間となります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。