吉田里琴の子役時代の演技力は、同世代の中でも群を抜いていました。ただ可愛らしいだけの子役にとどまらず、複雑な心理描写や冷徹な悪女、大人びた天才少女など、難度の高い役どころを完璧に演じ分ける技術を持っていたことが特徴です。
2009年に放送されたフジテレビ系ドラマ『メイちゃんの執事』では、IQ130の天才少女・麻々原みるく役を好演。当時まだ9歳前後でありながら、執事を従える誇り高いキャラクターを堂々と演じ、視聴者に鮮烈な印象を植え付けました。
さらに2012年のフジテレビ系ドラマ『リーガル・ハイ』(第1シリーズ第8話)では、母親と法廷で対立する人気天才子役・安永メイ役を熱演。堺雅人演じる古美門研児と対等に渡り合う大人びた悪女ぶりと、時折見せる年相応の切なさを見事に両立させ、「子役界の至宝」と絶賛されました。また、2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』では、アイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」のメンバー・高幡アリサ役を演じ、幅広い世代に認知を広げました。