上智大学の入試で最も多い失敗が「方式の出願時期を取り違える」ことです。特にTEAP利用型と自己推薦入試は一般選抜より早く締め切られるため、秋の時点でスケジュールを逆算しておく必要があります。
TEAP利用型は「英語が得意なら受けない手はない」
上智大学は英語外部検定試験の活用に積極的で、TEAP利用型入試は個別試験の英語が免除または優遇される方式です。出願にはTEAPスコアの提出が必須で、出願期間は例年11月中旬〜12月上旬。試験は共通テストと個別試験(英語以外)を組み合わせるケースが多く、合否発表は2月中旬です。
この方式の最大の利点は、英語が得意な受験生が英語の個別試験対策に時間を割かず、他教科に集中できる点です。ただしTEAPスコアの有効期限や基準点(級・スコア)は学部によって異なるため、事前に公式の「TEAP利用型入試要項」を読み込むことが絶対条件です。
自己推薦入試は「自分の言葉で語れるか」が合否を分ける
上智大学の自己推薦入試は、学力試験だけでは測れない志望動機や活動実績を評価する方式です。出願期間は例年11月上旬〜中旬と最も早く、書類審査・小論文・面接を経て12月中旬に合否が出ます。国際教養学部や文学部の一部学科で実施されており、帰国子女や留学経験者に有利な傾向があります。
ただし「自己推薦=学力不要」というのは大きな誤解です。書類と面接で高い言語化能力と学部への明確なビジョンが求められ、一般選抜とは別の対策が必須。併願する場合も、自己推薦の準備に時間を取られて本命の一般選抜対策がおろそかになるリスクを考慮すべきです。