二人の出会いは、今や日本サッカー界における語り草となっている高校時代のエピソードに遡ります。当時、石川県の名門・星稜高校のエースとして名を馳せていた本田選手は、練習試合で対戦した金沢西高校のサッカー部マネージャーを務めていた美沙子さんに一目惚れをしました。
試合は星稜高校が相手を圧倒して大勝。試合終了の笛が鳴った直後、本田選手は相手ベンチへと一直線に歩み寄り、その場で「付き合ってくれ」とストレートに告白しました。突然の出来事に相手校の選手や関係者が呆然とする中、美沙子さんは冷静に「はい」と答えたといいます。周囲の目を一切気にせず、自らの直感と意志を即座に行動へ移す本田圭佑らしさが凝縮された瞬間でした。
2005年に本田選手が名古屋グランパスエイトに入団してプロ生活をスタートさせた後も遠距離恋愛を継続。約3年間の交際を経て、2008年にオランダのVVVフェンロへの移籍が決まったタイミングでプロポーズを果たし、夫婦として海を渡る決断を下しました。プロ入り前の無名時代から苦楽を共にしてきたからこそ、揺るぎない絆が形成されています。