駅直結型テナントの宿命として、電車の運行ダイヤや近隣オフィスの昼休みと完全に連動した混雑の波が発生します。編集部が平日・休日の各時間帯における客席稼働率と待機人数を定点観測したところ、時間帯によって明確な明暗が分かれることが判明しました。
平日において最も激しい混雑が発生するのは12:00〜12:45の45分間です。近隣の区役所関係者や商業施設スタッフ、外回り営業職が一斉に流入し、店内入口のウェイティングシートには常時5〜8組(約10〜15名)が待機する状態となります。一方、ディナー帯は18:30〜20:00にかけて仕事帰りの一杯需要と夕食需要が重なり、グループ客を中心に入店待ちが生じます。
現場観察で見えてきた決定的な事実は、「カウンター席の回転効率が驚異的に高い」という点です。厨房内の中華鍋を操る料理人の手際と配膳スタッフの連携が極めて迅速で、オーダーから着丼までのリードタイムは平均6分〜8分を維持しています。そのため、外に行列ができていても、1人での来店であれば見た目の並び人数から受ける印象よりはるかに早く案内される傾向にあります。