外くるぶしの痛みが治らない?腓骨筋腱炎の重症化を防ぐ治療法

外くるぶしの痛みが治らない?腓骨筋腱炎の重症化を防ぐ治療法

外くるぶしの痛みが治らない?腓骨筋腱炎の重症化を防ぐ治療法に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

Q1:腓骨筋腱炎の全治期間の目安はどのくらいですか?
A1:炎症の初期段階であれば、運動量の調整と適切な固定により2〜3週間で寛解します。しかし、痛みを我慢して走り続け、腱の変性や微細断裂が生じている中等度の場合は、完全復帰までに2〜3ヶ月を要します。腱の脱臼や完全断裂を伴い手術を行う場合は、リハビリを含めて全治4〜6ヶ月が標準的な目安となります。

Q2:足首の外側を押すと痛いのですが、捻挫との見分け方はありますか?
A2:受傷起点と圧痛の場所に明確な違いがあります。通常の捻挫(前距腓靭帯損傷)は外くるぶしの「前側・やや下」に痛みが集中しますが、腓骨筋腱炎は外くるぶしの「真後ろから直下」、あるいは「小指側の中足骨」にかけて痛みます。また、足首を外側に反らす動作で痛みが走る場合は、腓骨筋腱炎の可能性が極めて高くなります。

Q3:ランニングはいつから再開して良いですか?
A3:階段の昇り降りや早歩きで痛みが完全に消失し、片足でのつま先立ちが安定して行えるようになってからが再開の第一歩です。最初は平坦なトラックやトレッドミルを用い、ウォーキングと軽いジョギングを交互に行うインターバルから始め、痛みの再燃がないことを確認しながら2〜4週間かけて徐々に距離を伸ばしてください。

Q4:市販のサポーターや湿布だけで完治させることは可能ですか?
A4:軽度の腱周囲炎であれば一時的に症状が鎮静化することはありますが、完治に至らないケースが目立ちます。湿布は痛みの閾値を下げる対症療法に過ぎず、サポーターも動作の補助にとどまるためです。足のアライメント異常(偏平足や甲高)や股関節周囲の筋力バランスなど、腱にストレスを与えている力学的な原因をリハビリやインソールで是正しない限り、運動強度の引き上げとともに再発を繰り返すリスクがあります。

森 瞳
著者

森 瞳

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