ファンの間で「てちてち義勇」として語り継がれている名場面は、アニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』第2話「水柱・冨岡義勇の痛み」に登場します。
鬼殺隊の最高位である「柱」たちが隊士を鍛え上げる合同訓練「柱稽古」が始まる中、義勇は「俺はお前たちとは違う」と言い残し、ただ一人参加を拒否して自室に閉じこもっていました。そんな頑なな義勇の心を動かすため、産屋敷耀哉(お館様)からの手紙を受けた竈門炭治郎が、義勇の屋敷へ足繁く通い詰めることになります。
炭治郎の底抜けのしつこさに根負けしそうになりつつも、会話を切り上げて静かに立ち去ろうとする義勇。その際に描かれたのが、デフォルメされたミニキャラ姿で小刻みに足を動かしてスタスタと逃げる歩き方でした。原作漫画の持つ独特の間を、アニメならではの細やかな作画で見事に映像化した、屈指の名シーンです。