地下1階から最上階までビル1棟丸ごとアウトドアギアで埋め尽くされた「ヴィクトリア エルブレス 新宿店」に足を踏み入れると、数年前のキャンプバブル期とは明らかな空気の違いを感じ取ることができます。かつてエントランスや主軸フロアを占拠していた巨大な2ルームテントやファミリー向けBBQコンロの展示は絞り込まれ、より実践的・機能美を追求したレイアウトへとシフトしました。
店舗関係者の動向や売場構成を精査すると、現在のエルブレス新宿店 フロア案内は以下のように明確なターゲット層ごとに整理されています。
- B1F:クッカー・バーナー・焚き火台・フィールドギア(本格ソロ&軽量ギア特化)
- 1F:デイパック・トラベルグッズ・シーズナル雑貨・免税対応総合カウンター
- 2F〜3F:アウトドアウェア 取扱ブランド総合フロア(メンズ/レディース/キッズ)
- 4F:登山靴 フィッティング専門フロア・インソール工房・ソックス
- 5F:バックパック(ザック)・トレッキングギア・ステッキ・山岳ナビゲーション
- 6F:山岳テント・スリーピングバッグ(寝袋)・マット・クライミング用品
- 7F〜8F:シーズン特化ギア(スキー&スノーボード/トレイルランニング/アクティビティ)
フロア構成に驚きの声が上がった最大の要因は、「レジャー目的のライト層」向け展示から「縦走登山者やソロキャンパー、ULハイカー」に向けた高密度なプロショップ型陳列への回帰にあります。陳列棚の間隔を詰めてアイテムの選択肢を限界まで詰め込むスタイルは、まさに山道具屋としての原点回帰と言えます。