閉店が発表された当時、池袋を日常的に利用していたユーザーコミュニティからは悲鳴に近い声が上がりました。X(旧Twitter)や5ちゃんねる、知恵袋といった各種プラットフォームに投稿された生の声を分析すると、単なる古本屋以上の役割を担っていた現場の実態が浮かび上がります。
「HUMAXで映画を観る前の30分、階段を上がって2階のコミック棚をチェックするのがルーティンだった」「サンシャイン通りの雑踏からエスカレーターで店内に入ったときの、独特の落ち着きと本特有の香りが恋しい」といった感傷的な投稿が相次ぎました。また、豊島区の書店事情に詳しいヘビーユーザーからは、「乙女ロード周辺のアニメショップ巡りとセットで、サンシャイン通り店の女性向け同人誌や声優関連グッズ、アニメCDの出物を探すのが週末の定番ルートだった」という証言も数多く記録されています。
一方で、買取カウンターの混雑に対する手厳しい指摘も散見されました。「土日は査定完了まで1時間以上待たされるのが当たり前だった」「混雑時の買取価格のシビアさに驚いた」など、大動脈沿いのメガ店舗ならではのオペレーションの負荷を記憶している利用者も少なくありません。それでもなお、あの場所にあったからこその利便性を惜しむ声が圧倒的多数を占めていたのは紛れもない事実です。