イワキ耐熱ガラスは突然割れる?選ばれ続ける理由と噂の真相を徹底解説

イワキ耐熱ガラスは突然割れる?選ばれ続ける理由と噂の真相を徹底解説

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台所道具のトレンドが目まぐるしく入れ替わるなか、イワキの代表作であるパック&レンジは、発売から30年以上の歳月にわたって基本設計をほとんど変えずに愛され続けています。その背景には、開発元であるAGCテクノグラスが培ってきた理化学実験器具の製造技術があります。

学生時代の理科実験室で見かけたビーカーやフラスコと同じく、イワキの製品にはホウケイ酸ガラスが用いられています。この素材は耐熱温度差が120度以上と高く設定されており、加熱時の膨張収縮が極めて小さい点が特徴です。一般的なソーダ石灰ガラスと比較して熱応力が発生しにくく、調理道具として極めてタフな物理耐性を誇ります。

保存容器としての完成度を押し上げているのが、その機能美です。本体が完全な透明であるため、冷蔵庫の棚を開けた瞬間に中身が一目で判別できます。さらに、底面とフタの天面に施された絶妙な段差設計により、異なるサイズ同士でも安定したスタッキングが可能です。匂い移りや色素沈着が皆無であるため、ニンニクを効かせたマリネやトマトソースを入れても、中性洗剤で一度洗うだけで新品同様のクリアな輝きを取り戻します。「一度揃えたら二度とプラスチック保存容器には戻れない」と語る愛用者が後を絶たないのも、この素材特有の清潔性と剛性感にあります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。