国営木曽三川公園 フラワーパーク江南を訪れた来園者から最も多く寄せられる疑問の一つが、「なぜこれほど美しく手入れされた広大な庭園が無料なのか」という点です。民間テーマパークであれば数千円の入場料がかかっても不思議ではない景観が、日常の散歩コースとして開放されています。
その決定的な理由は、当園が国土交通省が管轄する「国営木曽三川公園」の三派川地区を構成する拠点の一つとして整備・管理されている公的インフラであるためです。国営木曽三川公園は、岐阜・愛知・三重の3県にまたがる日本最大の国営公園であり、治水事業の歴史的背景と地域住民の生活環境向上、都市緑地の保全を目的に国費によって基盤整備が行われています。
指定管理者による効率的な運営と、地域ボランティア「フラワーフレンズ」などの市民参加型ガーデニング活動が融合することで、高いクオリティを維持しながらも「入園料無料・駐車場約460台無料」という公共還元が成立しています。商業的な利益追求を目的としない公の空間だからこそ、誰もが気軽に自然と触れ合える環境が守られているのです。