インターネット上の検索候補で見られるネガティブな言説や不安の声について、取材を通じて見えた客観的事実を整理します。
第一の誤解は、「入るのが簡単だから卒業しても就職できないのではないか」という懸念です。確かに選考時の偏差値基準はありませんが、それは「入り口を広く取り、適性を見極めて育成する」という専門教育の理念によるものです。卒業時の就職率やデビュー率は、入学時の学力ではなく在学中の課題提出率、実習参加頻度、自主練習の継続性に完全に比例します。
第二の盲点は、「学校に通えば自動的にデビューさせてもらえる」という受動的な錯覚です。エンタメ業界は競争が非常に激しく、学校は「機会と技術を提供するプラットフォーム」に過ぎません。オーディションで選ばれるための自己プロデュースや、日々の地道なフィジカルトレーニングを怠った生徒が「思っていたのと違う」と挫折してしまうケースが、ネット上の不満の声として顕在化する傾向にあります。