羽織のたたみ方でシワだらけになる原因とは?プロが教える本だたみ術

羽織のたたみ方でシワだらけになる原因とは?プロが教える本だたみ術

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Q1:羽織紐はたたむたびに毎回外さなければいけませんか?
A1:翌週や近日中に再度着用する場合は、付けたままで構いません。ただしその際は、房(フサ)が折れ曲がらないようにまっすぐ整え、左右の身頃の内側に平らに挟み込んでください。数ヶ月以上タンスにしまう長期保管の際は、金属のサビ移りや生地への食い込み、房のクセ付きを防ぐために必ず取り外してください。

Q2:長羽織が長すぎて手持ちのたとう紙に入りきりません。どう折るべきですか?
A2:長羽織の場合は、身頃を二つ折りにするのではなく「三つ折り」にします。裾側を三分の一持ち上げて折り、さらに肩側を折り重ねる形です。このとき、折り返しの内側に丸めた和紙やタオルを芯として挟むと、重みによるキツい横ジワを防ぐことができます。

Q3:外出先で脱いだとき、その場で本だたみができない場合はどうすればいいですか?
A3:カフェや車内など広いスペースがない場所では、羽織の両肩を持って背中心を内側に合わせ、背中を半分に折る「袖だたみ」を行ってください。左右の袖を重ね、衿を下にして膝の上に置くか、軽く二つ折りにして風呂敷やエコバッグにふんわり収めれば、一時的なシワを最小限に抑えられます。帰宅後にすぐ広げて本だたみを行えば問題ありません。

Q4:すでに頑固なシワがついてしまった羽織にスチームアイロンをかけても大丈夫ですか?
A4:正絹(シルク)の羽織に直接スチームを吹きかけるのは絶対に避けてください。水分で絹糸が縮み、水シミや波打ち(狂い)の原因になります。アイロンを使用する場合は、中〜低温に設定し、必ず綿100%の清潔な当て布をした上から、体重をかけずに滑らせるようにドライアイロンを当ててください。絞りや縮緬の羽織は風合いが潰れるため、専門店に依頼するのが確実です。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。