土砂災害警戒情報は市町村単位で発表されますが、同じ町内でも「急傾斜地が真裏にある地区」と「平坦地」では危険度が全く異なります。そこで極めて有効なデジタルツールが、気象庁が提供するWebサービス「土砂キキクル(危険度分布リアルタイム)」です。
土砂キキクルは、全国を1km四方のメッシュに区切り、土砂災害の危険度を5段階の色分けで地図上にリアルタイム表示します。
- 黒(極めて危険・レベル5相当):災害がすでに発生している可能性が極めて高い。
- 紫(極めて危険・レベル4相当):過去の重大災害に匹敵する土壌雨量指数。命に危険が及ぶ土砂災害がいつ起きてもおかしくない。
- 赤(警戒・レベル3相当):土砂災害警戒情報の発表基準に近づいている。高齢者等の避難が必要。
- 黄(注意・レベル2相当):大雨警報の基準に達している。
自宅や職場、家族の居場所が「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」や「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」、あるいは自治体が指定する「土砂災害危険箇所」に該当している場合、土砂キキクルで自分の地域が「赤」や「紫」に変化した段階で、躊躇なく避難行動を起こす必要があります。