インコは非常に記憶力が高く、ポジティブな体験と人を結びつけて学習する能力に長けています。おやつを「ただケージに置いておくもの」から「特別なご褒美」へと変えることで、飼い主との信頼関係は飛躍的に深まります。
効果的なのは、手乗りトレーニングや放鳥後のケージ戻り(ハウス)の瞬間におやつを活用する方法です。ケージ内には普段の主食のみを配置し、愛鳥が飼い主の指に止まった瞬間や、呼びかけに応じて自らケージへ戻った瞬間に、指先から粟の穂を一粒だけ手渡しします。
「飼い主の言う通りにすると大好物がもらえる」という強い動機づけが生まれ、無理に捕まえたり追い回したりすることなく、スムーズな共同生活が確立できます。動物病院での爪切りや投薬後など、苦手なケアを乗り越えた後のメンタルケアとしても絶大な効果を発揮します。