かつて絶大な人気を誇りながら暖簾を下ろすことになった「廻る寿司めっけもん ドルフィンポート店」ですが、その営業終了は業績悪化や客離れによるものでは一切ありません。最大の理由は、店舗が入居していた商業施設「ドルフィンポート」そのものが2020年3月末をもって借地契約満了(15年間)により閉館したためです。
鹿児島県が所有するウォーターフロント本港区エリアの暫定利用事業として2005年にスタートしたドルフィンポートは、木造2階建ての温かみあるオープンモールとして長年親しまれました。しかし、県と運営企業の間で結ばれていた定期借地契約の期間満了を迎え、当初の計画通り施設全体の営業を終了。これに伴い、施設内でも屈指の売上と集客力を誇っていた「めっけもん」も惜しまれつつその歴史に幕を下ろすこととなりました。
気になるドルフィンポート跡地の最新動向については、鹿児島港本港区エリアの都市再生プロジェクトとして再整備が進められています。県主導による新たな総合体育館(新アリーナ)や緑地広場、商業・賑わい施設を組み合わせたウォーターフロントパーク構想が段階的に進行しており、かつて観光拠点だったベイエリアは次世代型の交流拠点へと変貌を遂げつつあります。