SNSのタイムラインや画像共有サイトで「綺麗な景色壁紙高画質」として拡散される投稿には、数十万件単位の「いいね」が寄せられます。これらに対する感動する景色ネットの反応を検証すると、多くの人が美しい自然描写に癒やしを求めている実態が鮮明になります。
大手コミュニティサイトやSNS上のリアルな投稿を分析したところ、以下のような生の声が寄せられています。
「日々のデスクワークで疲れ切ったとき、スマホの待ち受けを北アルプスのモルゲンロート(朝焼け)に変えただけで、ふとした瞬間に深呼吸できるようになった」(20代・IT企業勤務女性)
「SNSで見た通りのエメラルドグリーンの池を求めて現地へ行ったが、前日の大雨で泥水になっていて愕然とした。加工された1枚の写真だけでなく、現地の天候サイクルを調べるべきだった」(30代・男性会社員)
「早朝4時に起きて登った展望台。寒さで指先が痛むなか、雲を突き抜けて太陽が昇ってきた瞬間の神々しさは、どの高画質モニターでも絶対に再現できない」(40代・自営業男性)
画面で見る風景写真は、超高感度カメラのセンサー、長時間露光、そして彩度やコントラストのデジタルレタッチによって「最も美しい一瞬」を抽出し、誇張したものであるケースが少なくありません。肉眼で捉えるリアルな絶景には、吹き抜ける風の冷たさ、木々の香り、鳥のさえずり、足元の土の感触といった全身の知覚情報が伴います。この五感の同期こそが、画面越しでは絶対に得られない「本物の感動」を生み出す決定的な要因です。