一方で、手放しでの賛成ばかりではない。保護者世代や日本PTA全国協議会の内部からは、「虫歯や肥満の原因になるのではないか」「経済的な格差が持ち物にあらわれるのではないか」といった懸念の声根強く存在する。
ここで注目されるのが、政府が掲げる「第4次食育推進基本計画」との調和だ。同計画では、生涯にわたる健全な心身の培養と、食を通じた豊かな社会性の醸成が目標とされている。単に間食を排除するのではなく、「質の良い食習慣をどのように生徒自身に選ばせるか」という家庭と学校の連携が、今後の議論の鍵を握っている。