息子の度重なる不祥事において、常に矢面に立たされ続けたのが母であり日本を代表する名女優・三田佳子である。幾度となく開かれた謝罪会見での涙や、成人した息子への金銭的支援に対する世間からの苛烈な批判は、日本中の議論の標的となった。
親としての情愛と、社会的な責任との間で苦しみ続けた三田佳子の葛藤は計り知れない。二世タレントに対する過剰な甘やかしという厳しい声が上がる一方、依存症家族が抱える深い闇と孤立という問題も浮き彫りとなった。芸能界という特殊な環境で育ったことが、息子の歩みにどのような影を落としたのかは、今なお多角的に論じられるテーマである。