洛南の真骨頂は、学力とスポーツがどちらも全国トップレベルである点だ。「進学校だから部活動は二の次」という常識は、ここには存在しない。
師走の京都を駆け抜ける全国高校駅伝(都大路)での名勝負、全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)での圧巻のパフォーマンス、さらには陸上競技やバレーボール、体操などに至るまで、全国大会の常連として名を馳せる。同校出身のアスリートが日本代表やオリンピックの舞台で活躍する姿も珍しくない。
運動部の練習時間は、決して他校と比べて異常に長いわけではない。限られた時間の中でいかに集中し、最高のパフォーマンスを引き出すか。タイムマネジメントと自己管理能力の徹底が、グラウンドでも教室でも同じように求められる。スポーツを通じて培われる「土壇場での集中力」や「仲間と連携する力」は、そのまま受験勉強や将来の社会生活における強靭なベースへと昇華されている。