当時の状況を振り返ると、彼女が活躍した時代はまさに「ジュニアアイドル」の黄金期であり、同時に無法地帯でもあった。秋葉原のイベントスペースには毎週末のようにファンが詰めかけ、DVDのリリースイベントは常に超満員。その中でも彼女はトップクラスの人気を誇り、数多くのイメージDVDや写真集をリリースしていた。
当時の業界は、児童ポルノ禁止法の改正前という法的なグレーゾーンを巧みに突きながら急速に拡大していた。彼女が見せたプロフェッショナルな振る舞いと、子供らしからぬ表現力は多くの大人たちを惹きつけたが、その裏で彼女自身が背負っていた精神的・肉体的な負担については、当時はほとんど議論されることがなかったのが実情だ。