リバスタッチパッチの副作用・かゆみ対策を医師が徹底解説!正しい貼り方も

リバスタッチパッチの副作用・かゆみ対策を医師が徹底解説!正しい貼り方も

リバスタッチパッチの副作用・かゆみ対策を医師が徹底解説!正しい貼り方もの基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

リバスタッチパッチは、脳内で記憶や認知機能に関わる神経伝達物質「アセチルコリン」の分解を抑制するリバスチグミン貼付剤です。小野薬品工業より供給されている本剤は、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)だけでなくブチリルコリンエステラーゼ(BuChE)の双方を阻害する「デュアル阻害作用」を備えており、軽度から中等度のアルツハイマー型認知症における認知機能障害の進行抑制に用いられます。

内服薬と決定的に異なる強みは、消化管を通さずに毛細血管から直接薬効成分が吸収される点にあります。これにより、従来のドネペジル内服薬などで頻見された嘔気・嘔吐・食欲不振といった消化器系副作用の発現リスクを大幅に低減させることが可能となりました。

添付文書に定められた用法・用量では、副作用の発現を抑えつつ十分な効果を得るために、4.5mg・9mg・13.5mg・18mgの4段階の規格を用いた段階的なステップアップが義務付けられています。

初期投与量である4.5mgから開始し、原則として4週間ごとに4.5mgずつ漸増。維持量である18mgを目指して増量していきます。患者の体重減少や忍容性低下が見られる場合は、主治医の判断により9mgや13.5mgで維持されるケースもあり、きめ細かなモニタリングが行われます。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。