純烈の歴史を振り返る上で避けて通れないのが、グループを支えた重要人物たちの旅立ちと交替劇だ。グループの長兄として親しまれた小田井涼平の卒業は、ファンに大きな衝撃を与えた。しかし、酒井はそれを単なる別れに終わらせず、新たな風を吹き込む機転へと変えてみせた。
続いて加入した岩永洋昭もまた、圧巻の存在感と情熱的なパフォーマンスで瞬く間にファンの心を掴んだ。家族との時間や個人の活動を見つめ直した上での決断と卒業だったが、彼が残した熱量は今もグループの血肉となっている。別れを惜しみつつも背中を押し、常に前を向く姿勢こそが、演歌・歌謡曲界で異彩を放ち続ける理由と言える。