出先で急遽資料が必要になった際、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどのマルチコピー機に駆け込むケースは日常茶飯事です。しかし、ここで知っておくべき残酷な事実があります。コンビニ印刷余白なしの真相を明かすと、現在日本国内に配備されている主要なコンビニマルチコピー機(富士フイルムビジネスイノベーション製やシャープ製など)は、構造上絶対にフチなし印刷ができない仕様になっています。
理由は極めて明快で、公共の設備であるコピー機の内部を用紙端から漏れ出たトナーで汚さないためです。機械の故障や紙詰まりを防止する安全対策として、四方におよそ4mm〜5mmの印字不可領域がファームウェアレベルで強制ロックされています。利用者がどれほど完璧なPDFを持ち込もうと、機械側が自動的に縮小をかけ、フチを白く抜いて排紙します。
コンビニでフチなしの印刷物(チラシやPOP、ポスターなど)をどうしても仕上げたい場合、有効な対抗策はただ1つです。「A4サイズで仕上げたい内容を、A3用紙の中央に等倍または拡大して印刷し、備え付けの定規とカッターを使って自分で余白を切り落とす」という物理的断裁しかありません。