テストの偏差値の出し方と計算式|エクセル関数から早見表まで徹底網羅

テストの偏差値の出し方と計算式|エクセル関数から早見表まで徹底網羅

テストの偏差値の出し方と計算式|エクセル関数から早見表まで徹底網羅の重要ポイントをお届けします。最新トレンドがチェックできます。

学校教員や塾講師が定期テストのクラス内順位を算出する場合や、社会人が社内研修・資格試験のスコアを分析する際には、表計算ソフトを使った自動計算が不可欠です。偏差値エクセル関数を正しく組み合わせれば、受講者全員の偏差値をわずか数秒で割り出すことができます。

Excelで偏差値を求めるアプローチには主に2つの方法が存在します。

方法1:基本関数を組み合わせた計算式
個人の得点がセルB2、クラス全体の得点範囲がB2〜B41(40人クラスの場合)に入力されている場合、偏差値を求めるセルに以下の数式を入力します。

=(B2-AVERAGE($B$2:$B$41))/STDEV.P($B$2:$B$41)10+50

ここで重要なのが「STDEV.P」関数の扱いです。クラス全員や受験者全員(母集団そのもの)のデータを手元に持っている場合は母標準偏差を計算するSTDEV.Pを使用します。一方で、一部の抽出サンプルから全体を推計する場合は標本標準偏差であるSTDEV.Sを使用するのが統計学的な鉄則です。参照範囲を「$」記号で絶対参照にしておくことで、数式を下段のセルへオートフィルコピーしても平均値と標準偏差の参照先がズレません。

方法2:標準化を行うSTANDARDIZE関数を利用する
Excelには数値を統計的に標準化(平均0、標準偏差1に変換)するための専用関数「STANDARDIZE」が用意されています。これを用いると、数式はさらに直感的になります。

=STANDARDIZE(B2, AVERAGE($B$2:$B$41), STDEV.P($B$2:$B$41))10+50

この記述であれば、平均からの乖離度をExcelが自動で計算してくれるため、記述ミスを防ぎやすくなります。

また、自分で表計算シートを構築する環境がない場合は、Web上に公開されている偏差値計算ツール詳細まとめサイトや学術機関のシミュレーションフォームを活用する選択肢もあります。得点・平均点・標準偏差の3要素を入力するだけで瞬時に数値を算出してくれるサービスが多数存在しており、GoogleスプレッドシートやPythonのPandasライブラリを用いた自動集計スクリプトなども教育関係者の間で広く共有されています。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。