Q1:奥歯が1本抜けただけですが、痛みがなければ本当に放置してはダメですか?
A1:絶対に放置してはいけません。痛みがなくても、数か月から1年単位で対合歯(噛み合っていた上下の歯)が空いたスペースへ伸び出し、両隣の歯が傾斜してきます。噛み合わせ全体が崩れると、治療時に伸びた歯を削って神経を抜かなければならなくなるなど、治療規模と費用が何倍にも膨れ上がります。
Q2:お金がないのですが、保険診療だけで前歯を人前で恥ずかしくない状態に治せますか?
A2:十分に可能です。保険診療であっても、前歯の被せ物には「硬質レジン前装冠」という表面が白い素材が適用されますし、部分入れ歯も保険適用の範囲内で製作できます。まずは初診時に「すべて保険適用の範囲で治療を進めたい」と担当医に明確に伝えれば、意に沿わない高額自費診療を強いられることはありません。
Q3:何年も放置して口の中がボロボロです。怒られたり呆れられたりしませんか?
A3:決して叱責されることはありません。現代の歯科医師は口腔崩壊を起こした患者を数多く診察しており、現状をいかに健康な状態へとリセットするかを最優先に考えます。不安な場合は、ホームページ上で「歯科恐怖症対応」「痛みに配慮した治療」「完全個室完備」を明記しているクリニックを選ぶと安心です。
Q4:歯がほとんどない高齢の家族が食事を摂りたがりません。どんな工夫が必要ですか?
A4:歯がない状態での咀嚼は、顎の骨に直接硬いものが当たり強い痛みを伴います。食材を細かく刻むだけでなく、「圧力鍋で舌でつぶせる柔らかさにする」「とろみをつけて誤嚥を防ぐ」ことが重要です。また、噛めないストレスから食欲自体が減退している可能性があるため、高カロリーゼリーやプロテインドリンクなどの栄養補助食品を賢く併用してください。