富士山の世界遺産登録において、静岡県と山梨県の双方が shared で果たした役割は極めて大きい。2013年にユネスコ(UNESCO)の世界文化遺産へと登録された際、両県はそれぞれの文化基盤と地域特性を活かした展示施設の整備を進めた。
富士宮市に位置する施設は、富士山信仰の起源である「富士山本宮浅間大社」に隣接し、水と祈りの歴史を体感できる展示が大きな売りだ。一方で富士河口湖町側は、富士六峰をはじめとする自然保護の歴史や登山道の動態に関するインタラクティブな情報発信に強みを持つ。どちらの施設も独自の角度から山の多面的な価値を浮き彫りにしており、時間に余裕があれば両方を巡るルートを組む価値が十二分にある。