渋沢栄一の「新・1万円札」登場から2年。私たちが失いかけた“諭吉”の記憶と、新紙幣がもたらした予想外の波紋

渋沢栄一の「新・1万円札」登場から2年。私たちが失いかけた“諭吉”の記憶と、新紙幣がもたらした予想外の波紋

渋沢栄一の「新・1万円札」登場から2年。私たちが失いかけた“諭吉”の記憶と、新紙幣がもたらした予想外の波紋に関する注目トピックを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

皮肉なことに、新しい紙幣を普及させようとした国の試みは、皮肉にも「紙の貨幣からの脱却」を加速させる結果となった。

新紙幣に対応するための設備投資を嫌った店舗が、一斉にQRコード決済やクレジットカード決済の導入へ舵を切ったからだ。消費者の側も、財布の中で新旧の紙幣が混ざり合う煩わしさや、自販機で新札が使えないトラブルを避けるため、スマホ決済を選ぶ傾向が強まった。渋沢栄一の1万円札は、皮肉にも「現金大国・日本」の歴史に幕を下ろす引き金となったのかもしれない。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。