アジア圏において不動の人気を維持する台湾では、文化的な近和感に加えて、Z世代同士のカルチャー共振が熱を帯びている。外務省の調査や日本政府観光局(JNTO)が発表するデータを見ても、台湾からのリピーター率は際立って高く、観光目的の滞在から個人同士の深い交友関係、ひいては恋愛へと発展するケースが日常化している。
他方、ユーラシアの交差点であるトルコでの熱視線も興味深い。元来の歴史的な友好感情を土台にしつつ、現代のトルコでは日本の暮らしや道徳観に対する羨望が急速に高まっている。トルコ社会特有の情熱的でダイレクトな好意に対し、日本人が見せる少し控えめで礼儀正しい振る舞いが絶妙なコントラストを生み、強い惹き合いを生み出している。