E353系の座席上部には、信号機のような3色のLEDインジケーター(座席ランプ)が設置されています。乗車中にこのランプの色が変化して戸惑う利用客も少なくありませんが、それぞれの発光色には明確な意味が割り振られています。
特急あずさの座席ランプ(赤・黄・緑)の意味は次の通りです。「赤色」は現在空席であることを示し、「黄色」はまもなくその席を予約した乗客が乗車してくる予告状態、そして「緑色」は指定席が予約済みであることを表しています。
中央線特急で自由席が廃止された背景には、車内改札の省略による静粛性の向上と、事前予約による確実な着席需要の高まりがありました。自由席特急券を巡る始発駅での混雑列や車内トラブルを解消し、空席状況をデジタルで可視化するシステムへと刷新されたことで、乗降の円滑化と居住性の向上が実現しています。