受験生の保護者世代やネット掲示板では、しばしば「神大は日東駒専の下位互換なのか、それとも同格なのか」という議論が巻き起こります。しかし、近年の神奈川大学日東駒専比較を客観的データで追うと、過去の序列意識は完全に崩れ去っています。
東洋大学が白山キャンパスへの全面回帰によって偏差値を跳ね上げ日東駒専の頭ひとつ抜けた存在となった後、神奈川大学は日本大学や駒澤大学、専修大学と極めて激しい中堅上位争奪戦を繰り広げています。特に司法試験や公務員採用で長年培った実績を誇る神奈川大学法学部難易度は偏差値52.5〜55.0をマークし、駒澤大学法学部や専修大学法学部と完全に横一線に並びました。
大手予備校の進路指導担当者は次のように分析します。「10年前であれば『東洋落ち神大進学』『日大落ち神大進学』が典型的なパターンでした。しかし現在は、神奈川・多摩・西東京・静岡東部の高校生を中心に『最初から神奈川大学が本命で、併願で専修大や駒澤大を受ける』という逆転現象が普通に起きています。もはや『日東駒専の滑り止めとして無勉強で受かる大学』と見くびっていると、痛烈な不合格通知を受け取ることになります」。